今回はコチラの本の読書ログ。
著者の本田直之さんは、レバレッジシリーズでブレイクした方で、ハワイと日本のデュアルライフを送る方として有名な方。著書の発行部数は累計250万部を突破しており、翻訳本も発行されているほど。
かくゆうぼくも本田直之さんの著書はほぼ全部読んでいて、今夏ハワイに行った際には、本田さんのこの本にもお世話になりました。
今回は、本田直之に学ぶ、自由にな行き方を手に入れるために磨くべき8つの力と題して、『7つの制約にしばられない行き方』の読書ログをご紹介します。
自由な行き方を手に入れるために磨くべき8つの力
『7つの制約にしばられない行き方』では、制約にしばられない自由な生き方を得るために必要な力をいくつか紹介しています。ここではその中で、ぼくが心に残った8つの力を紹介します。
【その1】営業力・パーソナルブランド力を磨く
本来の営業力とはお客さんが買いたくなるような状況をつくっておくこと。自分から売り込むのではなく、お客様が向こうからやってきてあなたに仕事をお願いするようになるまで営業力を磨くこと。著者の知り合いの美容整形のクリニックを開業している医者は脂肪吸引の分野で日本トップ5に入るほどの人気のクリニックを経営している。なぜその人のところにお客さんが集まるようになったのかというと、売り込みを全くせずに、患者さんが知りたいと思う情報だけをホームページに載せていたからです。押し売り的なメッセージではなく、患者さんの立場に立った情報が載せられていて、しかもどこにも自分のクリニックを売り込むようなことが書いていないほうが信頼できるのではないでしょうか。世の中に自分のことを知ってもらうには、売り込みではなく情報やノウハウを提供することが大事なのです。
これは我々ブロガーにも役に立つ話ですね。読者を集めて話題のサイトをつくるには、単純に広告を出したりして売り込むのではなく、役に立つ情報やノウハウを提供し、コンテンツを充実していくことがまず大事なんですね。
営業力やパーソナルブランド力を磨くには、トークを磨く、コミュニケーション力を磨くということも大切ですが、それよりもお客様の立場に立って、お客様が欲しいと考える自分が売っている商品の情報やノウハウを提供していくことが大事なんですね。
【その2】右肩下がりのプランを立てる
いざというときに対応出来るため、更に自己投資できるためには、右肩下がりの生活プランを立てておくことをお勧めします。
給料が入ったらその中の2~3割を天引きして、最初からなかったものとします。そうすれば、その中でやりくりできるようになります。天引きせずに残った給料を使って行って残った分を貯蓄に回そうとしても大抵は全部使いきってしまいます。だから、最初からなかったものとして天引きする方法がいいのです。
もう日本経済も自分の給与も右肩上がりに上がっていく時代ではありません。また、人間は一度生活レベルを上げてしまうと、そこから下げるのはなかなか難しいもの。なので、生活レベルは右肩下がりになると考えて、天引きをしリスクにそなえることが大事なんですね。
【その3】お金の知識を身につける
今の自分を実力以上に大きく見せたいという意識がある人は、お金に縛られてしまう危険性があります。というのは、自分を大きく見せたいがために、自分の身の丈以上の物を持とうとするからです。
例えばローンでものを買うという行為は、”身の丈以上”と言えます。自分の給料だけで買えない分をローンで補って、スーツや腕時計、鞄、車、家などを買っているからです。そうするとローンを返済するために働かなければならなくなり、借金が増えれば増えるほど、お金に縛られていきます。お金の制約を受け続ける負のスパイラルにはまっていってしまうのです。
最近の風潮だと、一生モノのいいものをという考えがあると思います。多少高くてもいいものを手に入れて長く使う、エコでシンプルでいい考えだと思うのですが、行き過ぎも考えもの。一生もののブランドものでも、ローンやカードで買わないと買えないようなものなのであれば購入は考えるべき。お金(ローン)に縛られてしまっては自由に生きることなど出来ません。
【その4】多読力
効率的に読むにはどうすればいいのでしょうか。それはこの本から何をエなければならないのかという目的意識を持って読むことです。するとほんのポイントとなる部分がわかってくるので、最初から最後まで全部読まなくて済むでしょう。その上、限られた時間で読むように意識することで、効率的に読めるようになります。
大量の情報の中から自分にあったものを素早く見つけ、それを自分のために応用する能力が必要です。
そのためにはまず目的意識が大事だということ。例えば「この情報を得るために、この本を読む」という具合に。
【その5】コミュニケーション力・文章力・表現力
今は競争が激化して、国内だけでなく海外にも競争相手があふれています。転職が当たり前となり、継続的に同じ組織にいる人も少なくなりました。これらのことが何を意味するのかというと、いくら能力があっても黙っていては誰にも相手にされないということです。
これからは、自分が持っている能力を何らかの形で表現しなければなりません。それが出来なければ自分の能力には誰にも気づいてもらえず、埋もれてしまいます。幸いなことにインターネットの登場により、だれでも情報の発信が可能な時代となっています。インターネットの双方向性により、手を挙げる人と、必要としてる人のマッチングがとても簡単な時代になっています。
ブログやツイッターを書くときも、ただ漫然と書くのではなく、どのように書けば相手に効果的にアピールできるかといったことを考え日々、文章力、表現力を磨きチャンスにつなげる必要があります。
【その6】浪費型の習慣を避ける力
わたしは自分が意思が弱いことを自覚しているため、テレビゲームや連続ドラマ等、一度はまってしまうとなかなかやめられないという常習性のあるものはやらないようにしています。
ゲームをやることや、連続ドラマをみることが自分にとっても癒やしになったり、底から何かを学べると思うならば良いのですが、単に暇だからという理由で見始めるのは、時間の浪費にほかなりません。
浪費癖というのは、お金のことではなく、時間についても言えることなのです。
浪費型の習慣を避け、切り出した時間を投資型の時間にシフトしていくことで、自由な生き方に近づくことができます。スキマ時間を見つけたり、そもそも必要のない時間がないかを常に意識して、投資型の時間にシフトしていくようにしましょう。
【その7】買い物の仕方を身につける
まずは、必要以上の物欲は自由を奪ってしまうことを自覚すべきです。あれも欲しいこれも欲しいとものを買うことで、働くことの目的が、ものを買うためのお金を稼ぐことになってしまいます。本当は自由に行きたいと思っていたとしても、欲しいものを買うためにあくせく働かなければなりません。
ものを買う時は、
①買うことでどのようなプラスの効果があるのか
②どうしてそれが欲しいのか
③今あるものではだめなのか
などを指標として、本当に必要なのかどうかを慎重に検討するようにしましょう。
【その8】給与以外のいろいろな収入源を持つ
例えば、給与所得以外に月に5万円くらい入る収入源を6つ持っていれば月30万円の収入になるため、最低限の生活費は得られることになります。
毎月の生活費が給与以外から得られれば、今働いている貸家にしばられる必要もなくなるので、生活費を稼ぐための仕事ではなく、自分にとって楽しくて、成果もあげられる仕事が選べるようになります。
よく考えてみると、給与を1つの会社だけからもらうことというのは取引先がひとつしかないことと同じ。こんなリスキーなことはありません。インターネットにより複業を開始することが容易となった今、興味のあることにどんどん挑戦し、誰かの役に立ち、マネタイズをしていくという流れをつくることで、自由な生き方に近づくことが可能です。
まとめ
本書にはここで紹介した以外にも制約にしばられず自由に生きるために必要な力が紹介されています。と同時に自由な生き方というのは簡単ではないことも書かれています。きっと今のあなたに響く言葉、今後の指針となる言葉に出会えるはずです。