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LinkRingBlog

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ソニーのブルーレイレコーダを使っている僕がアマゾンの低評価レビューを検証する

ブルーレイディスクレコーダ市場のシェアは、一位パナソニック、二位シャープ、三位ソニーとなっている。やはり全録モデルの人気がパナソニックのシェアを後押ししているようだ。

参考:BDレコーダー | 部門別受賞企業一覧 | 実売データに基づいてNo1メーカーを讃える BCN AWARD


さて、ここで三位につけているソニーのブルーレイディスクレコーダだが、すこぶる評価が低い。Amazonのレビューを見てもひどいものだ。『とにかく遅い』『不安定』『フリーズする』などなど散々なレビューが目立つ。

 

しかし本当にそこまでひどいのか?天の邪鬼の虫がさわいでしまい、こちらの機種『BDZ-ZW1000』を購入して1ヶ月使ってみた。

アマゾンで星1.5つの低評価機だ

f:id:Lync:20161231164616j:plain

出典:Amazon.co.jp

 

 

今回は、実際にソニーのブルーレイディスクレコーダーを使ってみて、Amazonの低評価レビューを検証してみたいと思う。

と、その前にひとつ。BDZ-ZW1000を語るには外せない、ソフトウェアアップデートについて書こうと思う。

 

最近の家電は買った後も『進化していく』

最近の家電はWindowsアップデートやMacのアップデートのように、日々、ソフトウェアがアップデートされて、不具合が更新されていくことがある。そのため、過去にAmazonで星1つとなっているレビューが現在も信頼できるかどうかは分からない。すでに解消されている不具合の場合があるからだ。

 

今回紹介する、ソニーの『BDZ-ZW1000』についても同様だ。定期的にソフトウェア・アップデートがなされている。

 

アップデートの履歴は、アマゾンの製品ページが分かりやすいので引用させてもらった。

 

本体アップデート情報
========================================
アップデート開始日 2016年11月18日(金)
[1] 「お引越し機能」に対応
[2] 「CATV録画」「スカパー!プレミアムサービスLAN録画」(※)
[3] 編集およびディスクダビング時の安定性の改善
[4] その他機能改善
※ LAN録画に対応した「CATVデジタルセットトップボックス」または「スカパー!プレミアムサービス対応チューナー(セットトップボックス)」が必要です。

アップデート開始日:2016年10月3日(月)
[1] チャプター編集時の操作性の向上および安定性の改善
[2] その他の機能改善

アップデート開始日:2016年8月19日(金)
[1] 番組表の表示速度および、スクロール速度の向上
[2] 録画リストの表示速度および、スクロール速度の向上
[3] BD-ROMの再生操作で再生開始までの時間の短縮
[4] その他機能改善

アップデート開始日:2016年6月24日(金)
[1] 容量3TB以上の外付けHDD(ハードディスク) 使用時の改善
・3TB以上の外付けHDDの新規登録が可能になります。
・外付けHDDを登録していた場合に表示されていたメッセージが表示されなくなります。
[2] 再生中のBD-ROMの停止操作で、停止までの時間の短縮
[3] その他機能改善

アップデート内容詳細、対応方法については、メーカーサイトにてご確認ください。
http://www.sony.jp/bd/update/
========================================

出典:Amazon.co.jp

 

読んでいると、『その他機能改善』とか『速度の向上』という記載がたびたび出て来る。それもそのはず。先にも書いたが『BDZ-ZW1000』は、発売当初、あまりにも遅すぎるしフリーズするしで、とても使えたものじゃないと酷評された機器だ


例えばこのレビュー。

 

☆☆☆☆★
投稿者 ピヨ助 投稿日 2016/8/19
イライラします。
チャンネル変えるのに10秒、番組表表示まで50秒、録画リストに至っては5分待ち。
これほど買って後悔した商品はありません。

出典:Amazon.co.jp

 

レビューが書かれた2016年8月19日(金)は、アップデート開始日にあたるので、おそらくこのアップデートが当たってない状態で評価したものだろう

 

現在、僕のもっている機器で操作してみるとやはりひとつひとつの挙動にタイムラグはあるものの、『チャンネル変えるのに10秒、番組表表示まで50秒、録画リストに至っては5分待ち』はさすがにない。

この点はすでに改善されているようだ。

 

ただし、確かにこの機器は他のメーカーのものと比べて、動作が遅い。購入を検討される場合は、家電量販店で他機種と比較してみると良いだろう

 

BDZ-ZW1000に対する個人的な評価

ここからは僕個人の評価を書きたいと思う。結論から言うと、ぼくはBDZ-ZW1000を買ってよかったと思っている。

 

主な理由は

  1. 外出先から予約ができるようになった
  2. テレビのリモコンとFireTVのリモコンが要らなくなった
  3. ブルーレイディスクレコーダに書き出すことができるようになった

の3つだ。一つずつ詳しく書いていこう。

 

1.外出先から予約ができるようになった

BDZ-ZW1000は、Video & TV Slide Viewというアプリを利用して事前に設定をしておけば、外出先から録画予約をすることができる。

 

先日は『とんねるずのみなさんのおかげでした』の『博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜』の予約をし忘れたときに役に立った。

 

iTunesで見るとアプリの評価はやたら低いが、シンプルで使い安い事前設定もかなりラクに済んだ

 

2.テレビのリモコンとFireTVのリモコンが要らなくなった

ぼくは5年ほどまでに購入したシャープのアクオスにFireTVを接続している。今回、BDZ-ZW1000も購入したので、リモコンは3つになった(FireTV用、テレビ用、BDZ-ZW1000用)。

 

▼左がBDZ-ZW1000用、中央がテレビ用、右がFireTV用だ。

f:id:Lync:20170103011056j:image

 

ただ、テレビの操作も、FireTVの操作も全てBDZ-ZW1000のリモコンでできるので、FireTVと、テレビのリモコンは使わなくなった。いざというときのために捨ててはいないが、もうしばらく使っていない。

 

そしてBDZ-ZW1000のリモコンはデザインが良い。『かっこいい』という意味ではなく、『使いやすい』という意味でデザインが良いのだ

以前のモデルのリモコンは、折りたたみ型のリモコンだったらしいが、BDZ-ZW1000のリモコンはストレートのリモコン。テレビと同じ感覚で使う事ができる。

 

テレビの操作をしたい場合は、『TV操作』というボタンを押せば、テレビの操作をできるようになる。

 

▼こちらはすでにTV操作のボタンを推した状態。ボタンが赤く点灯する。

f:id:Lync:20170103011110j:image

 

 

3.ブルーレイディスクレコーダに書き出すことができるようになった

これは、BDZ-ZW1000のメリットというよりも、ブルーレイディスクレコーダのメリットであるが、録画した番組をブルーレイディスクレコーダに書き出す事ができるようになったもの大きなメリットだ。

 

今までは、テレビに直結したHDDがいっぱいになると、録画した番組を泣く泣く消していく必要があった。この選別作業がとても面倒だった。ただ、ブルーレイディスクレコーダを購入したので、消すか残すか迷ったときは、ディスクに書き出せば良くなった

 

コラム:僕がBDZ-ZT2000でなく、BDZ-ZW1000を選んだ理由

ソニーのブルーレイディスクレコーダには、BDZ-ZW1000の上位モデルとしてBDZ-ZT2000がある。

主な違いとしては、

  • BDZ-ZT2000…3チューナ(同時3番組録画)、内蔵HDD容量2TB
  • BDZ-ZW1000…2チューナ(同時2番組録画)、内蔵HDD容量1TB

という内容だ。

 

僕が下位モデル(ディスク容量の少ない)のBDZ-ZW1000を選んだ理由のひとつは、いざとなれば『ディスクに書き出しができる』ということだ。容量がいっぱいになりそうになったら、とりあえず書き出せば良いと考えた。

 

ただ、BDZ-ZW1000の下位モデルで、容量500GBのBDZ-ZW500という製品もあるが、これは値段差が小さいので、BDZ-ZW1000のほうを買うことにした。

 

チューナ数に関しては、当初は3チューナ欲しかった。しかし、よくよく考えてみると同時に3番組録画する状況なんてなかなか無いので、2チューナモデルのBDZ-ZW1000で十分と判断した。

 

4.その他細かい推しポイント

その他BDZ-ZW1000を購入してよかったなと思うポイントとしては、操作画面の見やすさがある。シンプルで非常に直感的なのだ。

 

こちらはホーム画面。シンプルな画面で分かりやすい。

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出典:BDZ-ZW1000/BDZ-ZW500 特長 : らくらく操作 | ブルーレイディスクレコーダー | ソニー

 

また録画した番組も自動でジャンル分けされるので、視たい番組を見つけやすい。

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出典:BDZ-ZW1000/BDZ-ZW500 特長 : パッと見る | ブルーレイディスクレコーダー | ソニー

 

少ししか紹介できていないが、シンプルで非常に分かりやすい操作画面も、この製品の特徴だ。僕の場合は、このシンプルな操作画面が、ソニーに決めた一つの理由となった。

 

なぜぼくはパナソニックの全録モデルではなく、ソニーのBDZ-ZW1000を買ったのか?

家電量販店の方から聞いた情報だが、やはり売れ筋は全録モデルだという。その中で僕がなぜ全録でない、BDZ-ZW1000のを購入したかについて書こうと思う。

 

全録モデルは一見、とても便利なように感じるが、結局あとから視る番組を選択する必要がある。また、録画した番組で残しておきたい番組は『保護』しておかないと、どんどん最新の番組で上書きされてしまう。

 

そう考えると、やはり視たい番組を最初から保存しておく従来モデルのほうが、シンプルに感じられた。全録モデルには放っておけば良いイメージがあるが、実はいろいろと録画した後にやらないといけないことがあるように感じられたのだ。

 

また、BDZ-ZW1000には、『おまかせ・まる録』という機能がある。これは自分の好きなジャンルや、タレントさんを登録しておくことで、自動で録画予約してくれるというものだ。

全録と比べると、『おまかせ・まる録』のほうが、結果、視たい番組を探す手間が少ないように感じる。

 

アマゾンの低評価レビュー検証!

さて、それではアマゾンの低評価レビューを検証しようと思う。

 

レビュー1:動作の遅さ、BD視聴中の動作不具合

★☆☆☆☆ よく売った
投稿者 或他 2016年6月8日
あらゆる動作が信じられないくらい遅い。これでよく商品にしたものです。

2016/07/25追記
使えない。本当に使えない。BD視聴中に録画が始まると、BDの音声が途切れ、やがて映像もフリーズし、挙げ句の果てには勝手に再起動をして録画を台無しにする。ファームウェアアップデートによる改善も全くなし。くれぐれも、この商品の購入は控えてください。

出典:Amazon.co.jp

さて、先にも書いたとおり、動作の遅さは正直気になる。どれくらい遅いかについては購入前に家電量販店で実際に試してみるべきだろう。その結果をもって、許容範囲かどうかを見決めて頂きたい。

 

追記されている部分BD視聴中に録画が始まった場合の不具合については、テストしてみたが再現できなかった。おそらく8月のアップデートで改善した不具合だと思われる。

 

レビュー2:動作の遅さ、頻繁なフリーズ

★☆☆☆☆ ホントに最新商品?
投稿者 リラ 投稿日 2016/7/4
みなさんのレビューを読んで不安はありましたが、それでもわざわざ前の機種を買うよりは最新機種の方がいいのではと他店でですが同じものを購入。が、やはり失敗。操作画面の動作のあまりの遅さに唖然となりました。ひとつひとつの操作に白い画面でしばらくおまちくださいと10秒くらいかかります。操作画面はしょっちゅうフリーズ。リセットボタンを何度押したことか。しかも表示画面の字がとても小さくなって視力のあまりよくない私には非常に見ずらいというか見えない。操作画面が白が基調となってなんだか野暮ったい。編集機能も明らかにレベルダウン。これホントに最新機種ですかといいたくなります。Sonyにこだわらず他メーカーも検討すればよかったと後悔しています。

出典:Amazon.co.jp

動作の遅さについては先に記載したとおり。だが、僕が使っていて『ひとつひとつの操作に白い画面でしばらくおまちくださいと10秒くらいかかる』というのはない(さすがにそこまで遅くはない)。また、操作画面でフリーズしたことは今のところない。

おそらくいずれもレビュー後のアップデートで改善したと思われる。

表示画面の文字の大きさについては調整が可能だ。

 

まとめ:安定性は問題なしと考えて良いか。ただ反応速度の遅さは否めない。

以上、BDZ-ZW1000の個人的な評価について書いたあと、アマゾンの低評価レビューを検証した。

実際に使用していて思うのは、安定性や不具合についてはかなり改善しているんだろうなということだ。ただし、動作の遅さはやはり否めない

ここについては、先に書いたとおり、家電量販店などで、実際に反応速度を試してから購入を決めて欲しい。

 

記事全体を見直してみたが、アップデートにより改善されていることを盾にしたソニー寄りの印象を与える記事になってしまったように思う。

 

ただこの商品は、アップデート前に購入した方々にとっては不具合だらけの許せない商品であることは間違いない

 

最近のアプリ開発には、不具合を残したままリリースし、利用者のデータを収集しながら改善していく手法がある。しかしそれは、アプリが安価だったり、他のアプリなどの代替手段があったり、世にいち早く発表することで大きなインパクトがある場合において許されるものだと思う。(かなり古い例であるがWindows95リリースのときのように)

数万という価格帯の商品において許されるものではない。それは購入者のことをバカにしているように思う。

 

▼こちらの本にWindows95の開発について少し記載がある。Windows95開発者『中島聡さん』の本だ。

 

僕はソニーファンだ。だからこそソニーには、この点においてぜひ改善をお願いしたい。日本のアップル(?)として、ワクワクするような商品をどんどん開発していって欲しいと思う。